イルカショーを見て
先日、えのすい(新江の島水族館)のイルカショーを見てきました。
年間パスポートのお陰で、何度も観ているトレーナーさんとイルカさん達。ほぼ毎回、ショーを見ながら、涙がポロリポロリ...
イルカさんの「公開トレーニング」とでも、いいましょうか。「今、こういう練習をしています。こうなると、成功です。皆さんも見守って下さい!」という感じで進みます。
そして、できると拍手喝采!トレーナーさんも「良かったよ~!」「よく、頑張ったね~!」とほめます!
ショーという短い時間、成長を見守るという感じ。
ああ、我が子にも、こんな風に接しているかしら?
子育ての中で、初めて出来た事は、感激もあり「スゴいね!できたね!がんばったね!」夢中でほめるも、2回目からはほめているかしら?
一人でお着替えや、トイレトレーニングは、一生懸命ほめて、早くできるようになってもらおう!とこちらの魂胆もありますが、他の事は、あんまりほめていないかもしれません。
ご飯を全部食べた!
長い距離を頑張って歩いた!
静かに待っていた!
本当はほめるべきところがもっとあるのに、見落としているかもしれません。
大人になってしまっては、当たり前の事も、子供からしたら凄いことをしているのかもしれません。
でも、つい...
「早く食べなさい!」
「早く歩きなさい!」
「静かにしなさい!」
と、言葉が出てしまう。
イルカショーを見ると、凄い技も、少しずつトレーニングしてできるようになるんだよなぁ。まずは、トレーナーさんとコミュニケーションをとるところから。
「おっ!全部食べたの?今日は早かったね!」
「今日は、おうちまでいっぱい歩いたね!がんばったね!」
「静かにしていたね!えらかったね!」
ご飯を残してしまっても、おうちまで歩けなくてダッコしても、途中騒いでしまっても、
「ここまではできたね!」と言えるようになりたい。
子供は、昨日できたからといって、今日できるわけでもない。一進一退、できるようになってくる。
5才の娘は
「○○が出来たよ!」の後に
「凄い?」とか
「えらい?」とか聞いてきます。
「今日、苦手なお豆腐を減らさずに食べたよ!凄い?」
「今日、うんち出たよ、えらい?」
→トイレの自立が遅かったので、いまだに聞いてきます。
苦手なお豆腐、1回食べることが出来たって、苦手であることに変わりはないはず。がんばってるんだよなぁ~。ここは、いっぱいほめてあげるところだよなぁ~
ほめるのは難しい!